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こ の ま ち だ い す き

たのしいことをしっていて おいしいものもしっている そんなおとなに わたしはなりたい。

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【池袋】moDeLT

moDeLT02   moDeLT01


池袋はひっじょーに良く行く街なので、いっぱい素敵な場所を知っていたら遊びに行く度においしいものが食べられていいな、ということで、ちょっと力を入れておいしいもの探しをしている。
その、おいしいもの散策の途中で見つけたお店。

ちょっとなんかこう、外からの眺め的には微妙な入りづらさがあったのだけれども。
(なんか「絵に描いたようなおされカフェ」のにおいがした……息が詰まるのでその手のカフェは苦手)
ここに行ってみようかな、と思っていた場所が閉まっていたので、うーんちょっと入りづらいけどまあ入ってみっかな、とあきらめ、えいやっと入ってみた。

店内、要所要所にこだわりがあるっぽいが(店のホームページを後から見て知った)「ちょっとだけ雑貨も売ってて店内に本とかも置いてあったりするカフェ」で、「夜はバーもやってます」なお店である様子。
ご飯を食べる時間でもなかったので、普通に一番人気だというお茶とスイーツ盛り合わせをいただいてきました。900円也。

ブラウニー/チーズケーキ/手作りアイスの三種盛り合わせ。
ちなみにお茶はライチティーのアイス。
ブラウニーは濃ゆいが飽きのこない味(まぁこれだけの量で飽きたら相当駄目だが)で、チーズケーキは案外あっさりめで舌触りがちょっと面白い。手作りアイスはさっぱりですうっと融ける感じ。(だがミルキーさはないので、濃いめのアイスが好きな人には物足りないかも)
なかなか美味しかった。
そしてこの店、中国茶と紅茶に比重を置いているところが偉い。ライチティーなんて中華料理店でしか今まで出されたことなかったのに!

夜はバーもやってるそうなのだが、どんな感じなんだろうなぁ。手作りにこだわる店、ということだから、食べ物も美味しいのではないかと思う。
で、雑貨も置いてるしなんかソファーもあるから、長居も結構できてしまう店なのかも。店内に本棚があって、本もちょっと置いてあったし。
……ただ、ソファーの数が少なく、ソファーでないと折りたたみっぽい椅子なのでちょっとお尻が痛くて長居が難しいやも。これはちと改善すべきではないでしょうか店長さん!
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【高田馬場】南方郵便機

南方郵便機1   南方郵便機2


意識的に「このブログに記録するネタを増やそう」と思って、なんとなくの思いつきで高田馬場に行ってみた。
何度か降りたことはあるのだが、毎回おもしろそうなカフェや美味しそうな店を素通りするばかりの場所だったので、今度こそ! という気持ちで。
が、一番気になっていた店はその日が定休日で、ちょっと気になっていた店は近寄って見てみたらなんだか敷居が高そうで、しょぼんとしながら歩いていたら目に入ったのが、この店。

元々私はコーヒーより紅茶派なので、こういった「コーヒーが売りです!」という店は忌避する傾向にある。コーヒーの美味しさが正直よくわからないから、ものすごく大層な豆とかを出されて、この豆は深煎りがどーの香りがどーのと説明されても「ふーん」で済ませてしまうからお店側にも申し訳ないし、「美味しいコーヒー」=甘くてミルクリッチなコーヒー、と捉える傾向にあるから簡単に騙されやすい。(まぁ、紅茶に関しても正直そこまで違いがわかるわけではないのだが)

だから普通だったら、まず入らなかった店だと思う。
ここまでして記録する店を増やさんでも、とも今にしては思うが、まぁ、記録魔なのでしょうがない。

店内はそんなに広くはない。10人も入れない店なので長居はできない感じ。だが、そのせいか非常に落ち着いている。値段はすごく割安なんだが、雰囲気がいいせいでマナーの悪い客は立ち入らなさそうだな、という、「喫茶店に安らぎを求めている」タイプの人にはうってつけの店。
コーヒー以外の飲み物メニューもあったが、やっぱりこういうコーヒーを売り物にしている店ではコーヒーで味を判別すべきだろう(味よくわかんないけど)、という考えから、アイスカフェオレとガトーショコラを頼んでみた。

コーヒーもサイドメニューも300円前後と、値段設定が本当に良心的。
そして出てきたものはなんというか、素朴。派手派手しさはないが、落ち着きを求めて来たならぴったりな感じのたたずまい。
コーヒーの方は嫌らしい濃さもなく、すっきり飲みやすい感じ。(だがしっかりカフェインが強いらしく、その晩は微妙に眠れなくなった。カフェイン耐性あまりないんだな、私……)そしてガトーショコラの方は、普通ぎっしり! 濃ゆい! みたいな味っぽそうだが、これまたさっぱり系。ガトーショコラってあんまり濃いと胸焼けを起こしそうになってしまうもんだが、逆にこうして軽くてさっぱりだとちょっと物足りなくあるかも。だけどありっちゃありだと思う。なんていうか「健康を考慮した優しいママンのケーキ」という感じ。
ただ添えられたクリームの口溶けの良さは何物!? 生クリームかと思ったが違うのかなぁ。

早稲田通り沿いにあるので、お金はないけど心にゆとりは無くしたくありませんよ、的な、今はあまりいない(と思われる)文学青年的早稲田大生とかが立ち寄る店だったりするのだろうか。

とにかく、ここいらへんでふっと一人になりたい時とか、ふっと一息ついてすぐ動きたい、なんて時にふらりと立ち寄るといい場所かもしれない。
カップルとか友達同士で来るのはあまりオススメできない。ここの風景には、枯れきった熟年カップルあたりがすごく良く似合うししっくり来る、と思う。そんな感じ。

【中村橋】Boulangerie nukumuku

nukumuku01   nukumuku02


例え朝はご飯派であったとしても、「おいしいパン屋が地元にある」というのは非常に素敵なことだと思う。
そう常々思っていた私は、「おいしいパン屋がうちの近くにあったらなぁ」と日々夢想してばかりいた。

そんなある日、ネットサーフィン中に偶然見つけた地元のパン屋のホームページ。それがここのホームページだった。

おしゃれ! 美味しそう! しかも「Dancyu」に載ったパン屋が地元に!?
気になって気になってしょうがなくなり、一念発起して出かけてみた。

ひとつ200円前後のパンがショーケースに並び、「あれとーこれとーそれとー」と店員さんに伝えて取ってもらう仕組みのパン屋。自分で選ぶワクワク感はちょっと減ってはしまうが、まあそれなりに楽しい。店員さんと仲良くなったら「重いヤツね!」とか「表面てかてかしてるやつ! そうそれ!」みたいなやりとりが出来て楽しいのかもしれない。
油を使うパンは現在のところやっておらず、菓子パンと総菜パンが並び気持ち総菜パン多め、な感じ? もしかしたら行った時間帯によって違うのかも。ホームページに焼き上がり時間が明示してあるのがちょっとうれしい。

「ベーコンチェダー」と「なごみ」(フランスパン生地っぽい固いパンの中に、うぐいす豆と金時豆? とお餅を入れて、上にこれでもかと胡麻をふったパン)と紅茶のパウンドケーキを購入。
ベーコンチェダーのパン生地はふわふわでどこまでも歯がめりこんでくやわらかさ。ベーコンもやわらかい。素直に美味しい!
なごみはもう久しく出会ってないほどの固さ。一つ食べ終えた後は顎がちと疲れました。が、豆のやさしい甘さと餅の食感と香ばしい固いパンの相性が絶妙! もう一度近いうちに食べたくなるおいしさ。
紅茶のパウンドケーキはずっしり重く、満足感のある食べごたえ。

いやー美味しかった!
近くに美味しいパン屋があるって幸せだね!

……駅から遠い上にやってる時間が短いんで、仕事帰りに寄れないのがアレだが。

【中村橋】どんぐりの木

どんぐりの木


昔、ここには31アイスクリームがあった。
一度か二度そこのお世話になって、長い事行かないでいたらいつの間にか潰れ、ああここらへんでアイスが食べたくなったらコンビニアイスぐらいっきゃなくなるのか寂しいなあ、とか思っていたらば、この「どんぐりの木」ができた。
まぁ、この店でもやっぱりアイスは扱っていないけれども。
(でも駅前にホブソンズが出来たのでアイス屋は復活した。閑話休題)

登場した時と現在とでは品揃えが微妙に違っている。
ここにこの店がお目見えした時、この「どんぐりの木」は、シュークリームも出せばあんみつも出し、ココアも出せば煎茶も出すような和洋折衷の店だった。(ついでに言うと雑貨屋も併設していた)
甘いものと言えばもっぱら洋菓子派である私と、甘いものと言えばもっぱら和菓子派である母親は、登場当時手を取り合いつつ「二人で一緒に、お互いに気兼ねすることなくお茶できる店が出来た」とキャッキャウフフしあったものだ。

が、現在。一度のリニューアルを経て、この店のメニューから和のものが消えた。そして雑貨も消えた。
現在では「野菜の甘み・うまみ」を追求した「おやさいプレート」というごはんものと、洋菓子(ロールケーキ/パウンドケーキ/シュークリームがメイン)を出す、完全なる「カフェ」となって存在している。


……いや、変わらず美味しいんだけどさ。
でも私はリニューアル前のごちゃっとしてた店も好きだったんだけどなぁ。リニューアルの意味が正直よくわからんよ。

写真はおそらく季節限定の「かぼちゃのシュークリーム」。ハロウィン仕様なのでそれっぽいピックが刺さっている。
シュークリームといえば私は今までふわふわの皮支持だったんだが、かりかりの皮も良いね!
ふわふわのクリームにかりかりの皮の食感がなんともはや。難を言うなら齧るたびにクリームがはみ出してしまい、あまり美しく食べることが出来ないことか。
さすが「野菜のうまみ」を追求している店だけあって、かぼちゃクリームのかぼちゃ味にはこくがあった。うむ。素直にうまし。

……だけど一回もここのあんみつの類いを食べれなかったのは、今でもちと、悔しい。

【日暮里】羽二重団子 本店

羽二重団子


今までお土産品として売られているのは見た事があったけれども、実際にこうして店を訪れるのはこれが初めてだった羽二重団子・本店。
なんでも文豪の愛した由緒正しき団子屋なのだとか。
……それにしても明治大正あたりの文豪って甘い物好き多くないか。「○○縁の甘味所」とか「××が愛した(なにかお菓子の名前)」とかってあおり文句がつく甘モノって、けっこういっぱいある気がする。

……あ、そうか。担当編集の厳しい追撃をかわしたり、考え過ぎてぐっちゃぐちゃになった頭の中身を整理するためだったりで外に出てお茶をすることが多かったからか。
今の小説家さんらは携帯あるから結局どこに行っても逃げられないだろうしなー。それを考えると携帯って罪作りな機械だ。

それはさておき、かの有名な羽二重団子。
メニューはごくごくシンプルで、あん団子(こしあん)としょうゆ団子の取り合わせセット(お茶付き、おかわり自由)と、その団子の串に刺さってる数がちょっと減ってかわりに抹茶がつくバージョン、の二種類のみ。双方ともに千円以内。これで商売成り立ってるあたりが名店というか。
どちらかというと今はお土産品としての方に商売として力を入れているのだろうか?

個人的には団子のあんこはつぶあん派なので、あん団子としょうゆ団子のどちらかを選べと言われれば断然しょうゆ団子なのだが、あん団子もすごく上品なお味で好感が持てる。
ここまで舌触りなめらかでさっぱりなら、こしあんもアリかもなぁと思える感じ。
しょうゆ団子も実に上品。下町! 豪快! という感じの味ではなく、あくまで上品。


日暮里駅前にも支店があるようだが、こちらの本店は何より雰囲気がとてもいい。
店内からちょっとした庭が見え、そこの池が実に風情があってとてもよろしい。
多分外国の人をつれていったらキャッキャウフフしてくれそうなほど純・日本。なんか田舎にある某茶屋を思い出してしまった。
そんなに量は多くないので、空いた小腹を埋めるのには向かないが、ちょっと休みたい時とかちょっとだけ何か口にしたい時とかにいいかも。お店自体の雰囲気を楽しむため、でも充分いいと思う。

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プロフィール

HN:
kujira
性別:
女性
自己紹介:
「このまちだいすき」のチョーさんになりたかった。
とても身軽に街を旅して、それを旅の終わりに記録して、翌週にまた旅に出る。
フリーハンドで地図を描き、いきいきとしたイラストを描き、旅の記録を楽しげに描いていく。

そんなチョーさんの真似をしてみた。

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