忍者ブログ

こ の ま ち だ い す き

たのしいことをしっていて おいしいものもしっている そんなおとなに わたしはなりたい。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【高田馬場】南方郵便機

南方郵便機1   南方郵便機2


意識的に「このブログに記録するネタを増やそう」と思って、なんとなくの思いつきで高田馬場に行ってみた。
何度か降りたことはあるのだが、毎回おもしろそうなカフェや美味しそうな店を素通りするばかりの場所だったので、今度こそ! という気持ちで。
が、一番気になっていた店はその日が定休日で、ちょっと気になっていた店は近寄って見てみたらなんだか敷居が高そうで、しょぼんとしながら歩いていたら目に入ったのが、この店。

元々私はコーヒーより紅茶派なので、こういった「コーヒーが売りです!」という店は忌避する傾向にある。コーヒーの美味しさが正直よくわからないから、ものすごく大層な豆とかを出されて、この豆は深煎りがどーの香りがどーのと説明されても「ふーん」で済ませてしまうからお店側にも申し訳ないし、「美味しいコーヒー」=甘くてミルクリッチなコーヒー、と捉える傾向にあるから簡単に騙されやすい。(まぁ、紅茶に関しても正直そこまで違いがわかるわけではないのだが)

だから普通だったら、まず入らなかった店だと思う。
ここまでして記録する店を増やさんでも、とも今にしては思うが、まぁ、記録魔なのでしょうがない。

店内はそんなに広くはない。10人も入れない店なので長居はできない感じ。だが、そのせいか非常に落ち着いている。値段はすごく割安なんだが、雰囲気がいいせいでマナーの悪い客は立ち入らなさそうだな、という、「喫茶店に安らぎを求めている」タイプの人にはうってつけの店。
コーヒー以外の飲み物メニューもあったが、やっぱりこういうコーヒーを売り物にしている店ではコーヒーで味を判別すべきだろう(味よくわかんないけど)、という考えから、アイスカフェオレとガトーショコラを頼んでみた。

コーヒーもサイドメニューも300円前後と、値段設定が本当に良心的。
そして出てきたものはなんというか、素朴。派手派手しさはないが、落ち着きを求めて来たならぴったりな感じのたたずまい。
コーヒーの方は嫌らしい濃さもなく、すっきり飲みやすい感じ。(だがしっかりカフェインが強いらしく、その晩は微妙に眠れなくなった。カフェイン耐性あまりないんだな、私……)そしてガトーショコラの方は、普通ぎっしり! 濃ゆい! みたいな味っぽそうだが、これまたさっぱり系。ガトーショコラってあんまり濃いと胸焼けを起こしそうになってしまうもんだが、逆にこうして軽くてさっぱりだとちょっと物足りなくあるかも。だけどありっちゃありだと思う。なんていうか「健康を考慮した優しいママンのケーキ」という感じ。
ただ添えられたクリームの口溶けの良さは何物!? 生クリームかと思ったが違うのかなぁ。

早稲田通り沿いにあるので、お金はないけど心にゆとりは無くしたくありませんよ、的な、今はあまりいない(と思われる)文学青年的早稲田大生とかが立ち寄る店だったりするのだろうか。

とにかく、ここいらへんでふっと一人になりたい時とか、ふっと一息ついてすぐ動きたい、なんて時にふらりと立ち寄るといい場所かもしれない。
カップルとか友達同士で来るのはあまりオススメできない。ここの風景には、枯れきった熟年カップルあたりがすごく良く似合うししっくり来る、と思う。そんな感じ。

南方郵便機
【住所】東京都新宿区西早稲田3-15-5
【最寄り駅】高田馬場駅
【電話番号】 03-3205-8124
【営業時間】11:00~20:00 無休
【ホームページ】http://www.nanpouyuubinki.com/


大きな地図で見る

PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Trackback

この記事にトラックバックする

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

プロフィール

HN:
kujira
性別:
女性
自己紹介:
「このまちだいすき」のチョーさんになりたかった。
とても身軽に街を旅して、それを旅の終わりに記録して、翌週にまた旅に出る。
フリーハンドで地図を描き、いきいきとしたイラストを描き、旅の記録を楽しげに描いていく。

そんなチョーさんの真似をしてみた。

バーコード

ブログ内検索

Copyright © こ の ま ち だ い す き : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]