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こ の ま ち だ い す き

たのしいことをしっていて おいしいものもしっている そんなおとなに わたしはなりたい。

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【高円寺】和Cafe 甘円(あまどか)

あまどか02  あまどか01


高円寺ひとりツアーを敢行していた時に、偶然見つけたお店。

実はこの店を見つけた時にはかなり道に迷っていて、日はとっぷり暮れてしまい途方にも暮れかけていた頃だった。
「どうせだから帰る前に未知のお店を探し当てて、そこでお茶してから帰ろう!」と軽い気持ちで歩き始めたのが一時間前くらいの話。もうそろそろ帰らないと夕飯に間に合わない、という時間になっても良さげな店が見つからず、しかもうっかり駅前商店街から外れてしまい、ここはどこだー! と目を泳がせつつ歩いていたら、この店を見つけた。

主力商品はどら焼き。わらび餅とお団子も売っているが、種類で圧倒的に多いのはどら焼きだ。
オーソドックスなつぶあんのどら焼きから、生クリーム入りの若者向けどら焼きまで。和なスイーツも大好きだけど生クリームはもっと大好きです、なメタボ若者なので、喜び勇んでここでお茶していきました。

お茶(ティーバッグだけどまあ多くは望むまい)+お好みのどら焼き(私はあんクリームをチョイス)+わらび餅のセットで500円は安い。
ちなみにどら焼きの皮が黒いのは、備長炭が入っているからだそうで。なんか身体にいいらしいんですがようわかりません。

一階二階と席があり、二階はおされカフェつきギャラリーみたいな内装。(実際ここでギャラリー展示をやったこともあるらしい?)黒い床に白い壁、みたいな内装でとてもシンプルかつ美しい。
奥はソファー席と、一段上がったところに位置している畳席になっていて、くつろげまくることこの上なし。

で、どら焼きの感想。

備長炭が入っているという生地は別に普通の生地とどう違うの? という感じなのだが(ちなみに普通の生地と食べ比べしたわけではないので、まだこの違いはようわからん)とりあえずしっとりかつふわふわな生地で食べごたえアリ。あんクリームも甘さがちょうど良く、歩き疲れた身にはとてもうれしい。
わらび餅は固さがちょうど良く、まんべんなくまぶしてあるきな粉が素敵。
お茶もそこそこいける、というか、まず種類がちょっと多いというところが嬉しい。急須で出てくるから2〜3杯は飲めるし。

総合して言うと、駅からちょっと離れた立地に、お手軽な値段で、こーいったお店があることはとっても幸せなことだと思うのだよ! と声を大にして言いたい。
なんかこう、歩いた甲斐がありましたーという感じのお店。

ちなみに後日、和スイーツにうるさいおかんを連れて行ったのだが、おかんも太鼓判でした。ちなみにわらび餅絶賛。
お茶は「ふつーだけど、この値段ならまあ納得」とのこと。
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【神保町】茶房 神田伯剌西爾

神田ブラジル


なんだかものすごい厳めしい名前の喫茶店に見えるが、これはコーヒーでおなじみのあの地名・「ぶらじる」と読む。ちなみに店の看板にはていねいにルビがふってある。

古書と出版社の街・神保町。この街には、お目当ての本をゲットした人がふらりとその本片手に訪れ、コーヒー片手にそれを読んでいるような、ゆっくりした時間の流れる喫茶店が多いことで有名だ。
そりゃあもう、本好きでしかも雰囲気のある喫茶店好きの私が、神保町に行く度に「ああここ寄りたい」「今度来た時はここでお茶しよう」と指をくわえて泣く泣く店を素通りする程に。
(諸事情により神保町には良く行くのだが、お茶をしていくヒマがない。せいぜい「椿屋珈琲店」で新作コーヒーを買って帰る程度。そこのコーヒーも好きなんだけどね!)

で。
そこまで余裕があったわけではなかったのだが、神保町ブックフェスタの時に、わずかな隙間時間を狙ってここに飛び込んでみた。

店内本当に落ち着きのある、セピアと焦げ茶とオレンジ・茶系統の色で統一したような、なんつーか飴色な空間。タバコは吸わないが禁煙席が空いてなかったため、喫煙席に座ったのだが、ゆあーんゆよーんと漂うタバコの煙がなんともまぁ不思議空間を演出していることよ。コーヒーの匂いとタバコの煙の匂いが相まって、なんか隣のお客さんから狐シッポが生えていても不思議はなさそうな感じ。これでちょびヒゲにギャルソンスタイルで老眼鏡完備の「こいつただモンじゃねぇ」オーラを放つマスターとかがグラス磨いてたらもうなんか色々と完璧だったんだが、残念ながら優しそうなおねーさんとかが忙しそうに仕事していました。

コーヒーを頼もうかと思ったけれども思い直して、オーダーはアールグレイとレアチーズケーキ。何故だろうここの紅茶の湯気が半端ない。写真にもちょっと映ってるけどなんでか湯気立ちが半端ない。実際あつあつです。香りがとてもよい。
まあ実際紅茶ってあつあつでいれなければいけないらしい(お茶は80度くらいが適温だが、紅茶はきんきんに沸騰させたお湯が基本と、喫茶店の専門学校を出た母親談)から、セオリーを忠実に守るよい喫茶店、ということなんだろう。
ちょろりとついてきたミルク、多分コーヒーフレッシュの類いなんだろうと思うけれど、これのクリーミーさにやられました。うーまーしー。
ミルキーでなければミルクティじゃない派の私としては大満足です。もういっそ生クリームを投入すべきなのだろうか私は。

そしてレアチーズケーキが絶品!
私が大好きな感じのレアチーズケーキという感じで、これだよこれ! とシェフを呼んで握手をしたいぐらいに私好みな味でした。
具体的に言うとレアチーズ部分×タルトというシンプルスタイルで、タルト部分が固めのクッキー生地を砕いて敷き詰めたような、ぼりぼりさくさくな歯ごたえのタルトで、レアチーズ部分が甘さよりも幾分すっぱさ先行、ふわふわとろり、ではなくしっかりねっちょりみたいな固めの生地で、断じてスポンジなど軟弱ものは間に挟みませんな感じ。勿論ブルーベリーソースとかそういったものには頼りません! みたいな。
もう絶対近いうちにこのケーキだけ食べに行きたくなる、そんな味(←ただしこれは私限定)

もう大満足!
ケーキセット800円は無難な値段だと思うし、そこそこ人気店ではあるけどそこまで混雑はしないっぽいので、今度はコーヒーを飲みにここに来てみようかと思う。

【高田馬場】南方郵便機

南方郵便機1   南方郵便機2


意識的に「このブログに記録するネタを増やそう」と思って、なんとなくの思いつきで高田馬場に行ってみた。
何度か降りたことはあるのだが、毎回おもしろそうなカフェや美味しそうな店を素通りするばかりの場所だったので、今度こそ! という気持ちで。
が、一番気になっていた店はその日が定休日で、ちょっと気になっていた店は近寄って見てみたらなんだか敷居が高そうで、しょぼんとしながら歩いていたら目に入ったのが、この店。

元々私はコーヒーより紅茶派なので、こういった「コーヒーが売りです!」という店は忌避する傾向にある。コーヒーの美味しさが正直よくわからないから、ものすごく大層な豆とかを出されて、この豆は深煎りがどーの香りがどーのと説明されても「ふーん」で済ませてしまうからお店側にも申し訳ないし、「美味しいコーヒー」=甘くてミルクリッチなコーヒー、と捉える傾向にあるから簡単に騙されやすい。(まぁ、紅茶に関しても正直そこまで違いがわかるわけではないのだが)

だから普通だったら、まず入らなかった店だと思う。
ここまでして記録する店を増やさんでも、とも今にしては思うが、まぁ、記録魔なのでしょうがない。

店内はそんなに広くはない。10人も入れない店なので長居はできない感じ。だが、そのせいか非常に落ち着いている。値段はすごく割安なんだが、雰囲気がいいせいでマナーの悪い客は立ち入らなさそうだな、という、「喫茶店に安らぎを求めている」タイプの人にはうってつけの店。
コーヒー以外の飲み物メニューもあったが、やっぱりこういうコーヒーを売り物にしている店ではコーヒーで味を判別すべきだろう(味よくわかんないけど)、という考えから、アイスカフェオレとガトーショコラを頼んでみた。

コーヒーもサイドメニューも300円前後と、値段設定が本当に良心的。
そして出てきたものはなんというか、素朴。派手派手しさはないが、落ち着きを求めて来たならぴったりな感じのたたずまい。
コーヒーの方は嫌らしい濃さもなく、すっきり飲みやすい感じ。(だがしっかりカフェインが強いらしく、その晩は微妙に眠れなくなった。カフェイン耐性あまりないんだな、私……)そしてガトーショコラの方は、普通ぎっしり! 濃ゆい! みたいな味っぽそうだが、これまたさっぱり系。ガトーショコラってあんまり濃いと胸焼けを起こしそうになってしまうもんだが、逆にこうして軽くてさっぱりだとちょっと物足りなくあるかも。だけどありっちゃありだと思う。なんていうか「健康を考慮した優しいママンのケーキ」という感じ。
ただ添えられたクリームの口溶けの良さは何物!? 生クリームかと思ったが違うのかなぁ。

早稲田通り沿いにあるので、お金はないけど心にゆとりは無くしたくありませんよ、的な、今はあまりいない(と思われる)文学青年的早稲田大生とかが立ち寄る店だったりするのだろうか。

とにかく、ここいらへんでふっと一人になりたい時とか、ふっと一息ついてすぐ動きたい、なんて時にふらりと立ち寄るといい場所かもしれない。
カップルとか友達同士で来るのはあまりオススメできない。ここの風景には、枯れきった熟年カップルあたりがすごく良く似合うししっくり来る、と思う。そんな感じ。

【日暮里】羽二重団子 本店

羽二重団子


今までお土産品として売られているのは見た事があったけれども、実際にこうして店を訪れるのはこれが初めてだった羽二重団子・本店。
なんでも文豪の愛した由緒正しき団子屋なのだとか。
……それにしても明治大正あたりの文豪って甘い物好き多くないか。「○○縁の甘味所」とか「××が愛した(なにかお菓子の名前)」とかってあおり文句がつく甘モノって、けっこういっぱいある気がする。

……あ、そうか。担当編集の厳しい追撃をかわしたり、考え過ぎてぐっちゃぐちゃになった頭の中身を整理するためだったりで外に出てお茶をすることが多かったからか。
今の小説家さんらは携帯あるから結局どこに行っても逃げられないだろうしなー。それを考えると携帯って罪作りな機械だ。

それはさておき、かの有名な羽二重団子。
メニューはごくごくシンプルで、あん団子(こしあん)としょうゆ団子の取り合わせセット(お茶付き、おかわり自由)と、その団子の串に刺さってる数がちょっと減ってかわりに抹茶がつくバージョン、の二種類のみ。双方ともに千円以内。これで商売成り立ってるあたりが名店というか。
どちらかというと今はお土産品としての方に商売として力を入れているのだろうか?

個人的には団子のあんこはつぶあん派なので、あん団子としょうゆ団子のどちらかを選べと言われれば断然しょうゆ団子なのだが、あん団子もすごく上品なお味で好感が持てる。
ここまで舌触りなめらかでさっぱりなら、こしあんもアリかもなぁと思える感じ。
しょうゆ団子も実に上品。下町! 豪快! という感じの味ではなく、あくまで上品。


日暮里駅前にも支店があるようだが、こちらの本店は何より雰囲気がとてもいい。
店内からちょっとした庭が見え、そこの池が実に風情があってとてもよろしい。
多分外国の人をつれていったらキャッキャウフフしてくれそうなほど純・日本。なんか田舎にある某茶屋を思い出してしまった。
そんなに量は多くないので、空いた小腹を埋めるのには向かないが、ちょっと休みたい時とかちょっとだけ何か口にしたい時とかにいいかも。お店自体の雰囲気を楽しむため、でも充分いいと思う。

【本郷三丁目】QINO'S COFFEE SHOP

キノーズコーヒーショップ


店名は「キノーズコーヒーショップ」と読む。ロゴが独特なので一瞬どう読んでいいか迷う。

近くに「FIRE HOUSE」という、いかにもあめりかーんなハンバーガーを出すお店があるのだが、それの姉妹店。こちらはサンドウィッチとタルトを出すお店。
ちなみに以前FIRE HOUSEの方にも行った事があるのだが、そこのレポはまた今度。

基本、この店はおしゃれだ。内装もヨーロッパとかそこらへんにあるオッシャレー(死語)な感じ。白を基調とした店内に、おもむろにキューブが四つのルービックキューブとか置いてあったりする。(意外と難しい)
だが、そんなオッシャレーなのにサンドウィッチはヘヴィだ。肉肉野菜野菜たまにチーズな感じの溢れんばかりの具、付け合わせのコールスローにチップス、そしてピクルス半分。
値段が、マクドナルドとかそーいうとこと比較するとかなり高めの設定なのだが、そりゃあしょうがねえよこの満足度だもん、的な感じに納得してしまう程に。(ちなみにサンドウィッチは基本千円以上から)
ただこのサンドウィッチは、姉貴分であるFIREHOUSEのハンバーガーと比べるとまだ胃に優しい感じ。姉妹店は出すものも妹っぽいようだ。

そして写真にあるように、タルト! タルトタルト!!

こちらはボリューム対比で考えると700円前後なのは安い! と思う。
ちなみに写真はフルーツタルト。税込み735円也。みずみずしいフルーツに隠れたミルクリッチなクリームが絶品。甘さ控え目で飽きないお味。
遠くに見えるは母親注文のグレープフルーツタルト。税込み630円也。こちらはクリームは入っておらず、さっぱりしたお味で目にも美しいうす黄色。

ちなみにここ、表立って宣伝してはいないが紅茶がうまい。きちんとした茶葉できちんとしたいれ方でいれている感じのお味。妹は姉に似て優等生です。コーヒーも美味しいらしいけど私は紅茶党なので知らんがな。

で、なんかデリバリーが使えるらしいんだが、4200円以上ってことはもうパーティ用とか、オフィス単位での注文とかそんなんばっかじゃないか。くそうそんなセレブパーティor企業行ってみたいぞこんちくしょう。

立地的に駅と駅の間ぐらい(一応本郷三丁目寄り?)だけれど、ここらへんは面白い店変わったお店がちょくちょくあったり、路地裏がすごい情緒あったりと面白い場所なので、散歩がてらにすいっと入るのがいいんじゃないだろうか。そしてここで一息休憩いれたら今度は東京ドーム方面まで歩いて、後楽園あたりで買い物して帰るとかなんかすれば気分もリッチな散歩ができるんじゃなかろうか。

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プロフィール

HN:
kujira
性別:
女性
自己紹介:
「このまちだいすき」のチョーさんになりたかった。
とても身軽に街を旅して、それを旅の終わりに記録して、翌週にまた旅に出る。
フリーハンドで地図を描き、いきいきとしたイラストを描き、旅の記録を楽しげに描いていく。

そんなチョーさんの真似をしてみた。

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