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こ の ま ち だ い す き

たのしいことをしっていて おいしいものもしっている そんなおとなに わたしはなりたい。

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【阿佐ヶ谷】ぱんだ珈琲店

ぱんだ珈琲1ぱんだ珈琲2


ぶらり終点下車の旅・今回は阿佐ヶ谷に来ております。
(注・とりあえずこれと思ったバスに乗って終点まで行き、そこいらへんをうろうろするひとりあそび)
阿佐ヶ谷は何度か来たことがあるが、いつ来ても活気に溢れた街だと思う。なんというか、「商店街経営においての成功例のモデルケース」みたいな感じ。もちろんこれは私の勝手な印象であって、正しくそうであるかどうかはわからないわけだが。
でも中央線沿線の商店街はどこも元気そうで独自色があるから好きだー。

とりあえず遅い昼食を取ろうと思って商店街をぶらつく。二件ほど気になる店を見つけたものの、いまいち決め手に欠けていたので、どーしたもんかと歩いていたら見つけたのがこの店。
言うほどパンダ好きではないし、やつらの可愛らしさは八割以上目の周りの黒隈が黒目がちの目に見えるからであって、あの黒隈がなきゃそう可愛らしくもない、つーかむしろ怖いだろと口で言いつつそこそこにパンダを愛でている私としては一度チェック入れてみないとな! とすぐに昼食処決定。ランチタイムが16時までと長いのも、普段から決まった時間に昼食を取れないのがデフォな私には嬉しいやね!

店内はちんまりとした感じで、ディスプレイの至るところにパンダがいる。書棚にはパンダに関する本が並び、カーテンもパンダ。伝票にもパンダ。私が座った席のとこには、ぬいぐるみの「お父さんパンダ」がいた。(写真にちょいと見切れているパンダのぬいぐるみがそれ)
で、出てくる食べ物の中にもパンダなものがあるようだ。せっかくだから今回はオーダーを全てパンダものにしてみた。

で、この日の昼食はパンダオムライス。至ってシンプルなケチャップライスのオムライスにホワイトソースをのっけて、その上にケチャップで目鼻を描いたもの。
ケチャップライスの中に入ったエリンギの歯ごたえが面白い。味はかなりケチャップの自己主張が激しい感じなので、味としては食べ始めの時に、上にかかっているケチャップとホワイトソースを混ぜてしまうか、ホワイトソースを全体に広げてしまうかしたほうが味がまろやかになってちょうどいい感じになるんだが、そうするとせっかくのパンダがぐちゃぐちゃになってしまうという罠。そんなジレンマと戦いつつ、私は結局そのまま食べ進めた。うん、やっぱりそのままだとケチャップが濃ゆくてちと胸焼けが。

そんなこんなで完食。完食したら皿の模様のパンダが出てきたよ! ということを期待してたがそんなことはなくちとがっかり。続けて出てきたパンダココアを頂く。

パンダラテ、というのもあって本来ならそっちを頼んだ方がお店の売り的には正しかったのだろうが、今日の気分は紅茶>ココア>コーヒーだったので、そして紅茶ではどうやらパンダの顔はついてこないっぽいので、今日のところはココアを選択。世の中のカフェ経営者でラテアート?(確かそんな呼び方だったと思う)をやっているお店の人は、是非とも紅茶ラテでのラテアートも実施して頂きたいものです。

……か、かわいいじゃねえか、おい。

多分ココアの上にフォームミルクをのっけて、その上に型紙的なものをのっけて、ココアの粉を振っただけのお手軽ラテアートなんだろうと思うんだが、それにしてもこいつはかわいい。デザインの勝利だと思う。

ココアとしては結構本格思考のココアらしく、そのままだとそれなりに苦味のある味。別添の砂糖(なんか普通の砂糖とは違った)を2~3個入れて甘さ控えめのココアになる感じ。初手から甘いココアに辟易してた身にはちょうどいい。
混ぜることによってパンダの顔がなくなってしまうのもお約束だが、あえて混ぜずにどこまでパンダの顔を崩さず飲めるか、というのを競っても面白いかもしれない(食べ物で遊んではいけない)

お値段としては平均~ちょい高ぐらいに位置するだろうか。
でもここはちょいとした「きゃー可愛い!」や「へぇー面白い!」を楽しむべきエンターテイメントカフェだと思うので、まあそれぐらいが妥当なセンだと思うわけで。
こういう店を知ってるか知らないかで、気の置けない友人とのお茶の楽しみがかなり違ってくるんじゃないかな、と。
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【有楽町】コパン・コパン

コパンコパン1  コパンコパン2  コパンコパン3


あまり辛いものが好きではない私が好きな、韓国料理店。

店内はそれなりに広いはずなのに、店先にはいつも人が並んでいる。ぐぐってみるとかなりの数のサイトがヒットする。つまりは私なんぞが紹介しなくても、既に相当の人気店なわけだ。
だが紹介するッ! 何故なら私が美味しいと思ったところはこのブログに全て載っけたいからだッ!

まずここはチヂミが美味。
写真にあるエビチヂミ(三枚目)はエビがぷりっぷり、生地がかりっかりで美味しいことは言うに及ばず、ちょっと目先の変わったチーズチヂミ(二枚目)は独特の香ばしい風味とチーズ味が癖になる味。
さらにサイドメニューが美味。生春巻き(一枚目)はマヨネーズ風味ともちもちぱりぱり(←野菜的な意味で)の食感がたまらないし、ゴマの葉のおにぎりはしそに似てるけどしそとは全く違う味と香ばしさのゴマの葉+海苔の風味がもう絶品。
そしてもちろんメインが美味。サムギョプサルはかりかりの豚肉に特製のみそやネギ、ゴマ油、そして揚げたニンニクをつけ、サンチュなどで巻いて食べるんだが豚肉かりかり! 油がじゅわー! ネギがいいアクセントになりゴマ油や揚げニンニクが香ばしく、みそが甘辛くてうまー!! だし、コリアン石鍋とかソウル焼きとか、多分韓国風すき焼きって感じで辛いけどうーまーしー。シメのおじやもまたうーまーしー。
しかもドリンクの種類も豊富で、デザートは食べた事ないけどきっと美味しいんだろうということで、そりゃ人気店にもなるわと。

しかもここは店員教育がすばらしい!
オーダーを忘れ去られることはなく、呼んだらすぐ来る! たくさん注文をしても空気を読んで出してくれるし、とにかく礼儀正しい!
寒風吹きすさぶ中で並んでいても、ひざかけは出してくれるしちゃんと暖房器具も用意してあるしで素晴らしいったらありゃしない。

辛いものが苦手でも、辛いものを回避して注文することが出来るし、値段もそこまで高くない(全体的に料理にボリュームがあるので、そこまで頼まなくても十分満足出来る)ので、いろんな人にオススメしたい店。

【本郷三丁目】東京担々麺本舗 瀬佐味亭

瀬佐味亭


良く散歩に行く街・本郷三丁目にて、ふらりと入ったお店。

何故かは知らないが、東大近くにはやたらとラーメン屋が多い。
学生=ラーメンなのかそれとも、単に大きめの通りがあるとラーメン激戦地になりやすいだけなのか。
しかしこの店は、普通のラーメンではなく「担々麺」をメインとした店なのでそこらへんでちょっと他の店と勝負所が違っている。

外見的にはおされラーメン屋。女性でも入りやすい感じ。
だがちょっと狭い、ような……入った時間的にはあまり混まない時間だったからいいものの、混んでたら結構客どうしの通行が大変になってしまうかもしれんなぁと思う感じ。
そして店内に流れるジャズは何故。店主さんの趣味か。
(後からホームページで確認したところ、「耳から入る音楽も味のうち」だから「良いBGMを提供したい」んだとのこと。……でもジャズをセレクトするのは店主さんの趣味だよな)

担々麺は辛さが調節出来るのが良心的。辛いのがあまり得意ではない私は、咄嗟の判断で辛さ1/2に変更してみた。注文したのは搾菜担々麺。排骨担々麺も美味しそうだったが、なんとなくヘルシー回路が働いた。
で、出て来たのが↑の写真のもの。

すっごい胡麻のクリーミーさがおいしい! でもすっきりしていてスープののどごしがいい! おいしい!
というのがスープ飲んだ感想。
細ちぢれ麺にそれが絡んでとてもおいしい。辛み半分だからあっという間に食べられてしまう。が、これだったら正直辛み減らさなくても食べれたなぁ。と後悔したので、テーブルに置いてあった山椒(ペッパーミルの中に山椒が入っている。コレは山椒好きの私にはとても嬉しかった)をがりがりかけて辛み追加。
あまりに美味しくてスープもほとんど飲んでしまった。

あと、ここのお茶はジャスミン茶だったのもちょっと嬉しいポイント。
こういう細部にこだわりのある店って好きだ。

黒ごまを使った黒担々麺と、酢が入ってさっぱりめの味になる酸辣麺もあり。
限定メニューで金ごま担々麺とかいう高いメニューもあるとか。
もう一度行ってぜひ別のメニューを試してみようと思っている今日この頃。

【中村橋】祭食呑家

祭食呑家01   祭食呑家02


地元ネタ。
おいしいものは遠出をしなきゃ見つけられないわけじゃないんだぜ! ということで。

……と言いつつ、ここで紹介する相当前から馴染みのお店だ。
誕生日のお祝いとか、ちょっとしたお祝いとか、もしくはたまのごちそうランチとかに、ちょくちょく利用しているお店。

駅の近くにあるわけではなく、商店街からも微妙に離れている位置にある店なので、地元民でもこの店の存在を知っている人は限られてしまうのだと思う。(勿体ない!)
しかも人通り少ない道に面しているしね! 学校が近くにある、といっても中学校だからあんまりプラス要素にはならないし。

が、ここにランチに行ってみてなんとなく気付いた。
ここ、ランチに賑わうタイプの店なのだ。幼稚園のママ友とかが連れ立ってそこそこな値段の美味しいランチを食べつつ談笑するって感じのお店らしい。で、そういう感じで広まっていき、気に入った人が常連になったり、ランチだけでなくディナータイムに来たりとかして、どんどんお客を増やしていったんだろう。
そういった「隠れた名店」的な意味で、ここの店の立地条件は逆にプラスなのかもしれない。静かだし、酔っぱらいとかマナーの悪い客が流れてくることはあまりなさそうな場所にあるし、店内あまり広くないから大人数で飲み会をやろうとしたら貸し切りにしなきゃいけなくなるし。

今回の注文はカジキ鮪唐揚げと揚げ茄子の葱だれ丼、790円也。
サービス券があったのでどうせだから使ってきた。ランチセットのみの値段でデザート+ドリンクセットになる券。(本来ならば+400円かかる)
ランチセットは大体が800円〜1000円台に収まっている感じ。なるほど確かにママ友ちょっと豪華ランチ、な感じかもしれない。

もう名前からしてよだれがじゅるり、なメニューだが本当においしい! いいね期待を裏切らない出来!
唐揚げがあつあつでご飯もあったかくて、そこに葱だれの香ばしさが絡んでもう。たまに素揚げの茄子に箸をのばせばあつあつで茄子の甘さが葱だれの香ばしさと絶妙にマッチしてもうもう。
とりあえず葱だれは偉大。正義。箸が止まらなくて、あっという間に完食してしまった。

で、その後のデザート。
こちらは祭食呑家のデザート定番メニュー、かぼちゃのグラタンアイス。
最初はいわゆるかぼちゃグラタンにアイスがのっかっている謎の食べ物を想像していたけれども、まぁ単純に言ってしまえば焼いたカボチャにバニラアイスクリームをのっけただけのモノ。
なのに、どうしてここまで美味しいのか! 自宅でも真似できそうなところがちょっと嬉しい。
カボチャの熱で微妙に融けかけたアイスを掬いつつ、カボチャを適度な大きさにスプーンで切り分けて食べる。皮までやわらかくて甘さが優しくて美味しい。

店から出て第一声、あーおいしかったしあわせー、と呟けるようなそんな店。
会社の近くにこんな店があったらいいのになぁ。この店はここにあるからこそ価値があるのかもしれないが。

【神保町】茶房 神田伯剌西爾

神田ブラジル


なんだかものすごい厳めしい名前の喫茶店に見えるが、これはコーヒーでおなじみのあの地名・「ぶらじる」と読む。ちなみに店の看板にはていねいにルビがふってある。

古書と出版社の街・神保町。この街には、お目当ての本をゲットした人がふらりとその本片手に訪れ、コーヒー片手にそれを読んでいるような、ゆっくりした時間の流れる喫茶店が多いことで有名だ。
そりゃあもう、本好きでしかも雰囲気のある喫茶店好きの私が、神保町に行く度に「ああここ寄りたい」「今度来た時はここでお茶しよう」と指をくわえて泣く泣く店を素通りする程に。
(諸事情により神保町には良く行くのだが、お茶をしていくヒマがない。せいぜい「椿屋珈琲店」で新作コーヒーを買って帰る程度。そこのコーヒーも好きなんだけどね!)

で。
そこまで余裕があったわけではなかったのだが、神保町ブックフェスタの時に、わずかな隙間時間を狙ってここに飛び込んでみた。

店内本当に落ち着きのある、セピアと焦げ茶とオレンジ・茶系統の色で統一したような、なんつーか飴色な空間。タバコは吸わないが禁煙席が空いてなかったため、喫煙席に座ったのだが、ゆあーんゆよーんと漂うタバコの煙がなんともまぁ不思議空間を演出していることよ。コーヒーの匂いとタバコの煙の匂いが相まって、なんか隣のお客さんから狐シッポが生えていても不思議はなさそうな感じ。これでちょびヒゲにギャルソンスタイルで老眼鏡完備の「こいつただモンじゃねぇ」オーラを放つマスターとかがグラス磨いてたらもうなんか色々と完璧だったんだが、残念ながら優しそうなおねーさんとかが忙しそうに仕事していました。

コーヒーを頼もうかと思ったけれども思い直して、オーダーはアールグレイとレアチーズケーキ。何故だろうここの紅茶の湯気が半端ない。写真にもちょっと映ってるけどなんでか湯気立ちが半端ない。実際あつあつです。香りがとてもよい。
まあ実際紅茶ってあつあつでいれなければいけないらしい(お茶は80度くらいが適温だが、紅茶はきんきんに沸騰させたお湯が基本と、喫茶店の専門学校を出た母親談)から、セオリーを忠実に守るよい喫茶店、ということなんだろう。
ちょろりとついてきたミルク、多分コーヒーフレッシュの類いなんだろうと思うけれど、これのクリーミーさにやられました。うーまーしー。
ミルキーでなければミルクティじゃない派の私としては大満足です。もういっそ生クリームを投入すべきなのだろうか私は。

そしてレアチーズケーキが絶品!
私が大好きな感じのレアチーズケーキという感じで、これだよこれ! とシェフを呼んで握手をしたいぐらいに私好みな味でした。
具体的に言うとレアチーズ部分×タルトというシンプルスタイルで、タルト部分が固めのクッキー生地を砕いて敷き詰めたような、ぼりぼりさくさくな歯ごたえのタルトで、レアチーズ部分が甘さよりも幾分すっぱさ先行、ふわふわとろり、ではなくしっかりねっちょりみたいな固めの生地で、断じてスポンジなど軟弱ものは間に挟みませんな感じ。勿論ブルーベリーソースとかそういったものには頼りません! みたいな。
もう絶対近いうちにこのケーキだけ食べに行きたくなる、そんな味(←ただしこれは私限定)

もう大満足!
ケーキセット800円は無難な値段だと思うし、そこそこ人気店ではあるけどそこまで混雑はしないっぽいので、今度はコーヒーを飲みにここに来てみようかと思う。

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プロフィール

HN:
kujira
性別:
女性
自己紹介:
「このまちだいすき」のチョーさんになりたかった。
とても身軽に街を旅して、それを旅の終わりに記録して、翌週にまた旅に出る。
フリーハンドで地図を描き、いきいきとしたイラストを描き、旅の記録を楽しげに描いていく。

そんなチョーさんの真似をしてみた。

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